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【鉄道】東急世田谷線、意外に「混んでいる」のはなぜ?

1: 名無し暇つぶさん 2019/12/26(木) 08:04:12.13 id:hdWUCYrO9
京王線の、それも調布よりも西に暮らしている人にとって、下高井戸という駅の存在感はかなり薄い。
だいたいが特急や準特急に乗って新宿を目指してしまうから、下高井戸駅の存在を意識する暇もなくあっという間に通過してしまうのだ。

かくいう筆者もそうであった。下高井戸駅のことを考えたことなど一度もなかった。そして、そういう駅から住宅地の中を走って三軒茶屋まで向かっている東急世田谷線
これまた勝手にガラガラに空いているものだとばかり思い込んでいた。

■地元で愛される路線

ところが、数年前に初めて世田谷線に乗る機会を得て、平日の昼過ぎに下高井戸駅京王線から乗り換えたところ、案に相違して結構な混雑だったのだ。

混雑というとイメージが悪いが、下高井戸駅を出発した時点で2両編成の電車の座席はほとんど埋まり、さらに途中からも次から次へと乗ってくる。
それも老若男女さまざまである。東急世田谷線は、地元ではかなり愛されて重宝されている路線であるようだ。

というわけで、この世田谷線をより深く知ろうと、改めて各駅の様子を見ながら全区間に乗ってみることにした。
スタートは、以前乗ったときと同じ下高井戸駅である。

京王線の線路と並ぶように、橋上駅舎の下に設けられている世田谷線の下高井戸駅から電車に乗った。
出発直後に世田谷線随一の急カーブをぐいっと右に曲がり、しばらくは住宅地の中を行く。
“閑静な住宅地”という言葉がまさにふさわしい、静かでのどかな大都市郊外の住宅地である。

小田急との乗り換えも

世田谷線が開業した当時は住宅もまばらな田舎町だったようだが、世田谷線のおかげかそれとも郊外の拡大によるものか、今ではすっかり住宅密集地になった。

とはいえ、このあたりではまだ車内は座席がひととおり埋まる程度。それが一変したのは、山下駅からである。山下駅小田急線の豪徳寺駅との乗換駅。
小田急線は世田谷線の頭上を高架で駆け抜けていくのだが、そこからの乗換客たちが世田谷線にどっと乗り込んでくる。あっという間に車内は立ち客でいっぱいになった。

小田急線の豪徳寺駅は、各駅停車しか停まらない。列車間隔は日中10分に1本だ。
対して、世田谷線は6分間隔で走るから、小田急の列車到着のタイミングによって乗換客で混む列車と混まない列車があるらしい。
そこまで見越して世田谷線に乗るほどの混雑でもないが、世田谷線の1つの特徴なのだろう。

そして次は宮の坂。駅に隣接する区民センターにはかつて世田谷線を走り、江ノ電に譲渡されたのちに里帰りを果たした古い車両が展示されている。
この古い車両も見ものなのだが、やはりここに来たら豪徳寺に行かねばならないだろう。
小田急線にも豪徳寺駅があるが、最寄り駅は世田谷線宮の坂駅だ。

豪徳寺はかつての彦根藩主井伊家にゆかりの寺である。2代藩主の井伊直孝が鷹狩の折に小さな寺の前を通りかかると、手招きする猫がいたので立ち寄った。
そうすると突然、あたりが雷雨となったが、直孝は雨宿りすることができた。そしてこれを機に直孝が寺を整備して菩提寺としたという。


これが招き猫伝説の発祥で(ちなみにあの“ひこにゃん”もこの招き猫伝説にちなんだものだ)、今も豪徳寺は招猫観音を祀る招猫殿があって、その横には無数の招福猫児が奉納されている。
この様子がこれまた圧巻で、たくさんの観光客が訪れるスポットになっているのだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191226-00320217-toyo-bus_all
12/26(木) 5:00配信

https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/17/510512shin/ab/a0/j/o1080081014637364148.jpg
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