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【実業家】孫正義、7000億円の赤字にめげない「本音」

1: 名無し暇つぶさん 2019/12/21(土) 21:14:18.14 id:CAP_USER
「反省もするが、委縮はしない」
2019年11月6日、ソフトバンクグループの2020年3月期中間決算説明会は、「ウィーワーク・ショック」に沸いた。四半期ベースで過去最大となる約7000億円の最終赤字。その大きな要因の一つとなったのがコワーキングスペース「ウィーワーク」のサービスを手がけるウィーカンパニーだった。

記者からの質問が、この問題に集中した。

「20年後には時価総額200兆円」の壮大な構想をあらためてぶち上げた5ヵ月前から一転、孫は「反省した」と何度も繰り返した。株主や金融機関、投資家をはじめ、多くの関係者に心配をかけたと詫びた。反省に学び、経営を進化させると約束した。

孫はこの日、冷静沈着に、反省点と善後策を説明した。

ただ、ウィーワークの創業者のアダム・ニューマンについて問われた時、少し複雑な表情を見せた。

「彼にはいい部分と悪い部分が、混在しているところがたくさんあったと思います。私は、彼のいい部分について、その価値を多く見過ぎてしまったのかもしれない。彼には、やる気や攻めの姿勢、アーティスティックなところにおいて、非常に素晴らしいものがあり、良い部分ばかりに目が行くあまり、マイナス部分には目をつぶってしまった。そういうところを非常に反省している」

孫は、本質的に性善説の人である。それゆえに痛い思いをしたことは今回ばかりではないが、そのたびに反省し、前を向く。

「反省した」と繰り返した孫だが、ビジョン・ファンドに対する意欲は、いささかも衰えていなかった。

「ビジョン変更なし、戦略変更なし。このまま粛々と前進するというのが、孫正義の決意であり、方針であります」

事業家の魂が宿る一言があった。

「反省もするが、委縮はしない」

挫折は挑戦する者の宿命である。そこから何を学び、どう行動するか。そこに真価が現れる。

「いいね、いいね、わくわくする」
今から19年前の2000年11月、ラスベガスのMGMグランドホテルの部屋で私は孫の秘書からの連絡を待っていた。最初の連絡がノートパソコンに入った。それから何回かメールのやり取りをして、「まもなく孫が会議室を出ます」という連絡があった。

ラスベガスの大きなホテルの広い廊下を孫が数人の社員を従えて歩いてきた。大柄な外国人社員たちの中心に少年が混じっているような異様な光景にも見えた。

まるで、映画の一場面でも見るようだった。

やがて、社員たちは離れ、孫と私は2人で歩き始めた。

その時、孫が第1声を発した。

「いいね、いいね、わくわくする。アメリカに来ると武者震いがする」

アメリカにいる孫は本当に嬉しそうだ。

16歳の時、九州の名門校、久留米大学附設高校に入学しながら、夏休みを過ぎると、周囲の反対を押し切って中退し、アメリカ留学を決めたのだ。 

在日韓国人3世として生まれた孫は、そのまま日本の高校を卒業して大学を出ても未来はないと考えた。(現在は日本に帰化

だが、その悩みはカリフォルニアの青い空を見た途端、吹き飛んだ。アメリカが孫を変えたのである。

そして今年62歳の孫は言う。「まだ、青春真っ只中!」

何か新しいことに挑戦する時の情熱は「初めてアメリカの土地を踏んだ頃」と少しも変わらない。しなやかで素直な心の奥底から湧き上がる感動こそが孫を突き動かす。

私の畏友にして日本ソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)の常務取締役出版部長を務めた故・橋本五郎がこう言ったことがある。

「孫さんはアナログの心を持ったデジタル人間だ」

アメリカで学生時代に起業した孫青年は大成功を収めた。だが、そのアメリカの会社を売却し、日本に帰国する決断をした。

16歳で単身、アメリカに渡る時、母は心配のあまり号泣した。その時、「留学を終えたら日本に戻ってくる」と孫は母に約束をした。そして約束どおり日本で起業したのである。
以下ソース
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69283?page=2

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